研究テーマ
私たちは,以下の3つのテーマを柱に研究を行っています.
神経生理学
ヒトはどのようにして運動を発現しているのでしょうか?私たちは運動指令の源となる大脳皮質,皮質脊髄路,脊髄運動ニューロン,末梢感覚神経からのフィードバック,といった神経路を研究対象としています.そして脳波,筋電図などの計測技術や信号処理技術を駆使し,ヒトがどのように運動調節を行っているかを知ろうとしています.また運動調節機構を理解することで、病態生理の解明へつなげていきたいと考えています.
BMI
ブレイン・マシン・インタフェース(Brain-Machine Interface; BMI)とは,脳の活動を読み取り,その状態変化に応じてロボットアームやパソコンなどの外部機器を動かす技術です.BMIは,身体が麻痺しているために意志の伝達や行動が限られている四肢麻痺患者さんに対して,筋肉を使わないコミュニケーション手段,行動手段を提供することができます.私たちはBMI技術で,肢体不自由者がよりよい生活が送れるよう,お手伝いすることを目指しています.
健康工学
健康な人が,その状態を保つためにできることは何でしょうか.私たちは,健常者の身体機能解析に主眼を置き,スポーツジムや病院で,簡便に身体状態を評価できる装置の開発を中心に行っています.力センサや可視光のラインレーザーなどを用いて,新しい非侵襲な生体計測手法を提案することで,気軽に健康管理をしたい多くの人々のニーズに応えることができます.私たちはこの研究を通じて,社会全体のQOL(Quality
of Life)の向上に貢献できることを目標としています.